@misc{oai:repo.qst.go.jp:00083811, author = {大山, 智子 and 大山, 廣太郎 and 木村, 敦 and 田口, 光正 and Tomoko, Oyama and Kotaro, Oyama and Atsushi, Kimura and Mitsumasa, Taguchi}, month = {Nov}, note = {生体内において、細胞はタンパク質・糖・水からなる細胞外マトリックス(ECM)に囲まれて活動している。ECMはその成分のみならず、硬さや微細構造によって細胞を刺激し、遺伝子発現に深く関わっている。一方で、ECMより6桁も硬く平坦な培養ディッシュ上では、細胞が生体内とは異なる応答を示すことが問題となっている。そこで我々は、医療器具の滅菌に用いられるガンマ線を用い、薬剤を一切用いず、細胞接着配列を保持したままタンパク質を架橋・ゲル化する技術を開発した。生体適合性や生分解性も保持され、架橋の度合いによって軟組織ECMの硬さ全域で自在に調整でき、微小な凹凸構造を付与することもできる。ECMの化学的・物理的特性を再現したゲルの上では、ディッシュ上では見ることができない多彩な細胞の姿を見ることができる。今後これらが生体内の細胞の機能・状態に類似したものなのか検証を進め、よりvitroに近い細胞応答が見られる培養環境を実現することにより、動物実験の削減や代替に貢献することを目指す。, 第34回日本動物実験代替法学会}, title = {細胞外マトリックスを再現するタンパク質ゲル足場の開発}, year = {2021} }