@misc{oai:repo.qst.go.jp:00083238, author = {小西, 輝昭 and 小林, 亜利紗 and 大澤, 大輔 and 劉, 翠華 and 及川, 将一 and Teruaki, Konishi and Alisa, Kobayashi and Daisuke, Ohsawa and Liu, Cuihua and Masakazu, Oikawa}, month = {Aug}, note = {本研究課題は、細胞がん化プロセスの一つである染色体粉砕と再編成過程(クロモスリプシス)に対する細胞質損傷を起因とする防御的な細胞応答の寄与を明らかにすることを目的としている。放射線に対する細胞致死の第一のターゲットは細胞核内DNA である。一方で細胞質も同程度の確率で放射線にヒットするが、細胞質損傷と細胞致死のメカニズムについては不明点が多い。これまでに、細胞質のみにマイクロビーム照射し、酸化ストレス応答経路の一つであるKeap1-NRF2 経路の活性化ならびに、DNA 二本鎖切断(DSB)修復遺伝子XRCC4 とRad51 の発現誘導を報告した。つまり、細胞質は第一のターゲットである細胞核を防御するための細胞内システムの活性化を誘導する第二のターゲットとしての役割を担っており、これは、放射線に対する細胞の生存戦略の一つと考えられる。細胞質損傷応答に関するこれまでの知見から、細胞質損傷が細胞がん化プロセスに関与している可能性が高いと考えた。そこで、本研究は「細胞質損傷を起因とする防御的な細胞応答の誘導によって、細胞核自体の防御応答機構を正しく誘導し、クロモスリプシスを抑制する」という仮説の実験的証明である。, 2020年度共用施設(サイクロトロン、PASTA&SPICE、X/γ線照射装置)成果報告会}, title = {細胞核内局所線量付与誘発クロモスリプシス生成の研究(SJ02/2020)}, year = {2021} }