@misc{oai:repo.qst.go.jp:00082901, author = {山崎, 香奈 and 西井, 龍一 and 角, 公一郎 and 中村, 健太郎 and 芦田, 欣也 and 田村, 謙太郎 and 東, 達也 and Kana, Yamazaki and Ryuichi, Nishii and Kentaro, Tamura and Tatsuya, Higashi}, month = {May}, note = {<目的>本検討は、高たんぱく質ヨーグルト摂取による骨格筋たんぱく質合成速度への影響をPET/CTを用いた手法により評価することを目的とするパイロット試験である。 <方法>健常成人男性6名の被験者を対象に、本試験はオープン2群2期クロスオーバー比較試験として実施した。試験日に試験食品(被験食品;高タンパク質ヨーグルト、対照食品;水200mL)を摂取した被験者に対して、70~80分後に6.5~7.9 MBq/kgの11C-メチオニンを静脈投与し、60分間のダイナミックPET/CTと全身PET/CTを撮影した。その6〜14日後に試験食品を変えた同様の11C-メチオニンPET/CT検査を行った。 具体的には、11C-メチオニンの静脈投与後に撮影した27時点のダイナミックPET画像にCT画像を参照して大腿動脈部(参照領域)と筋組織部(評価領域)のVolumes of interest (VOI)を設定し、それぞれのTime Activity Curveから、Patlak plotting法により11C-メチオニンの大腿部骨格筋たんぱく質へのinflux速度定数 Kiを算出、評価した。 <結果>本パイロット試験において、対照食品および被験食品摂取時の左右大腿部の平均Ki値に有意な差異は認められなかった。被験者別のKi値は対象食品摂取時に対して被験食品摂取時で、6名中5名で約0.6~28%増だったが、1名で約34%の減であった。対照食品摂取時と被験食品摂取時のKi値の相関係数r は0.178であったが、有意ではなかった。Ki値の差異や相関係数rが有意でなかったので、参考値であるが、効果量d値、対応のある効果量dDiff値は共に0.2以下であった。11C-メチオニンPET/CT全身像からは、大腿部以外の筋組織でもたんぱく質合成を評価できる可能性がうかがえた。 <結論>今回行ったパイロット試験での被験者数では高たんぱく質ヨーグルト摂取による大腿部骨格筋たんぱく質合成の有意上昇は確認できなかったが、11C-メチオニンPET/CTイメージングにより低侵襲な筋たんぱく質合成速度評価が実施できることが示唆された。, 第15回日本分子イメージング学会総会・学術集会}, title = {高たんぱく質ヨーグルト摂取による骨格筋の11C-メチオニン集積変化}, year = {2021} }