@article{oai:repo.qst.go.jp:00082584, author = {小平, 聡 and Satoshi, Kodaira}, issue = {532}, journal = {放射線安全管理総合情報誌 FBNews}, month = {Apr}, note = {固体線量計は、普段我々が放射線を取り扱う管理区域内での作業時に義務付けられている、個人被ばく線量測定に用いられるごく身近なものである。放射線が通った飛跡を記録するプラスチック飛跡検出器(CR-39)と放射線量に応じた蛍光を呈するルミネッセンス線量計(熱蛍光TL、光刺激ルミネッセンスOSL、ラジオフォトルミネッセンスRPLを基本原理)を組み合わせた個人線量計が一般的に用いられている。近年、放射線が通った跡を蛍光飛跡として記録する蛍光飛跡検出器(FNTD:Fluorescent Nuclear Track Detector)1 の開発研究が進んでいる。FNTDは化学処理を要さず光学測定のみで、あらゆる種類の放射線の線量評価が可能である。これは現在のCR-39とルミネッセンス線量計の組み合わせ手法に置き換わるものと期待されている。FNTDは、法令上の個人被ばく線量測定だけでなく、放射線治療場や宇宙環境などの複雑な放射線混成場での活用や、生物学・医学に資する応用研究に広がっている。本稿では固体線量計の中でも比較的新しいFNTDについて紹介する。}, pages = {1--5}, title = {固体線量計を用いた放射線計測}, year = {2021} }