@misc{oai:repo.qst.go.jp:00082474, author = {片山, 芳則 and 綿貫, 徹 and 佐々木, 拓生 and 齋藤, 寛之 and 三井, 隆也 and Yoshinori, Katayama and Tetsu, Watanuki and Takuo, Sasaki and Hiroyuki, Saito and Takaya, Mitsui}, month = {Jan}, note = {量子科学技術研究開発機構(量研/QST)のQST極限量子ダイナミクスビームラインI(BL11XU)は、先端的放射光利用技術の開発を運用方針としている。第1実験ハッチに設置されている放射光メスバウアー分光装置では、エネルギー幅がneVの超単色X線を発生させて、一原子層レベルの局所磁性探査を可能としている。QST発足以来、高崎研と共同で、超高真空下で共鳴吸収を起こす鉄同位体を埋め込んだ薄膜試料を作成し、真空を保ったまま測定することが可能な装置を整備してきた。この装置を用い、鉄表面で、一原子層毎に鉄の磁力が振動的に強弱すること(磁気フリーデル振動)を初めて実証することに成功した。  もう一つの専用ビームラインであるQST極限量子ダイナミクスビームラインII(BL14B1)は、物質・材料開発を運用方針としている。本ビームラインでは、京都大学の玉野井特定教授のグループと共同で、放射光単色X線(50.25keV)とGdを含んだ多孔性シリカナノ粒子の組み合わせることにより、がん細胞を効率的に死滅させることに成功した。 また、QST放射光科学研究センターは、文科省委託事業「ナノテクノロジープラットフォーム」のうちの微細構造解析プラットフォームの実施機関として、上記の量研専用ビームラインを外部機関の研究者等の利用に供し、産官学の研究開発の支援も行っている。, 第34回日本放射光学会年会・放射光科学合同シンポジウム}, title = {量子科学技術研究開発機構専用ビームライン}, year = {2021} }