@misc{oai:repo.qst.go.jp:00082405, author = {石坂仁志 and 田北仁志 and 宮下剛夫 and Mansuer, Wumiti and F. Schwier, Eike and 島田賢也 and 岩澤英明 and 上田茂典 and 石田茂之 and 川島健司 and 吉田良行 and 伊豫彰 and 永崎洋 and 鬼頭聖 and 井野明洋 and Hideaki, Iwasawa}, month = {Sep}, note = {A15 構造である超伝導体 Nb3Sn と Nb3Al は、合金系の中でも比較的高い超伝導転移温度 Tc を有している。これまで超伝導ギャップの観測やフォノン構造の観測などが主にトンネル分光で行われてきた。しかし接合素子を用いると界面の状態が影響する。また、価電子帯全体を観測するのが難しい。そこで本研究では、2 種類の光源を用いたバルク敏感光電子分光実験により、フェルミ準位 近傍の電子構造を観測した。実験は、SPring-8 BL15XU でhν = 5.95 keV、広島大学放射光科学研究センターで hν = 6.3 eV のレーザー光を用いてそれぞれ行った。その結果、価電子帯では、高い状態密度が約 5 eV の幅で広がっており、フェルミ準位近傍にピーク構造が観測された。さらに、約3 meVほどの超伝導ギャップが、明瞭な準粒子ピーク構造とともに観測された。さらに、スペクトルの温度依存性から、比較的強い結合強度であることがわかった。本研究により、Nb3Sn と Nb3Al は、電子格子相互作用の影響が強い事がスペクトルからもわかった。, 日本物理学会・2020年秋季大会}, title = {A15型超伝導体Nb3SnおよびNb3Alの高分解能光電子分光と電子フォノン相互作用}, year = {2020} }