@inproceedings{oai:repo.qst.go.jp:00081947, author = {青野, 辰雄 and 神林, 翔太 and 濱島, 大輝 and 高橋, 博路 and 山崎, 慎之介 and 山村, 充 and 山田, 裕 and Tatsuo, Aono and Shota, Kambayashi and Hamajima, Hiroki and Hiroyuki, Takahashi and Shinnosuke, Yamazaki and Yutaka, Yamada}, book = {Proceedings of the 21th Workshop on Environmental Radioactivity (KEK proceedings)}, month = {Nov}, note = {2017 年 5 月に福島県十万山(浪江町及び双葉町)において林野火災が発生し、それに伴う沢水への放射 性セシウム(Cs)の流出の影響を調査するために、2017 年より猿田川と高瀬川(浪江町)の溶存態放射性 Cs 濃度のモニタリング実施してきた。また森林を水源とする沢水中の放射性 Cs の濃度分布や流出プロセスを 明らかにすることは、放射線防護の観点からも取り組むべき課題の一つであるとともに、沢水や河川水を飲 料用・農業用水として利用する際に重要な指標となると考えられるためである。2018 年の調査では、猿田川 にある白砂子第一ため池の上流域よりも高瀬川に合流する下流域(猿田橋)の河川水中の溶存態放射性 Cs 濃 度が 2 倍以上高い結果が観測された。また溶存態放射性 Cs 濃度は夏季に高く、冬季に低い傾向を示した。溶 存態 137Cs 濃度と航空機モニタリングで得られた空間線量率を用いて GIS 解析をした結果、溶存態 137Cs 濃度 と各集水域の平均空間線量率に強い相関があり、流域間の溶存態 137Cs の濃度差の要因の一つは、集水域の 137Cs 沈着量の違いによるものと報告した。一方で、河川中の放射性 Cs 濃度変動は、溶存態濃度だけでな く粒子態濃度による影響も大きいことが報告されている。そこで、森林集水域から河川への放射性 Cs の 流出フラックスの変動を把握することを目的に、河川中の放射性 Cs 濃度について調査を行った。}, pages = {122--126}, publisher = {High Energy accelerator Research Organization (KEK)}, title = {森林集水域における放射性セシウムの濃度変動について}, year = {2020} }