@article{oai:repo.qst.go.jp:00081772, author = {五十嵐, 龍治 and Ryuji, Igarashi}, journal = {月刊OPTRONICS}, month = {Aug}, note = {細胞生物学においても「計測」への要請は強い。たとえば子供の体温を測るように、細胞内の微小な環境に対しても温度やpHなど様々なパラメータを誰でも気軽に計測できるようになれば、ありとあらゆる生命現象についてこれまで得られなかった精密で詳細な知見が得られる様になるだろう。しかし、計測に用いられるセンサーは細胞の中の更に微小な環境を計測するにはあまりに巨大すぎるというのが従来の常識だった。ところが近年になって、「量子センサー」の登場によりこの常識が覆りつつある。その一例が、ダイヤモンド結晶中で窒素不純物原子と空孔(炭素原子の欠陥)が隣り合った格子欠陥「NVセンター(Nitrogen-Vacancy center; 窒素-空孔中心)」である。本総説では、ナノダイヤモンド中のNVセンターを定量計測プローブとする微小環境計測技術について概説する。}, title = {生体ナノ量子センサーで微小環境を測る}, year = {2020} }