@misc{oai:repo.qst.go.jp:00081577, author = {広川大輔 and 富安, もよこ and 後藤裕明 and 山本哲哉 and 相田, 典子 and Tomiyasu, Moyoko and Aida, Noriko}, month = {Jun}, note = {(目的)小児における白質脳症時のMRスペクトルの特徴、代謝物濃度については不明な点が多い。今回当施設において蓄積されたMRSデータを解析し白質脳症の検討を行った。 (方法)2009年1月から2017年12月に当施設でMTXを用いた化学療法の前後でMRI/MRSを施行した症例を解析。症例は主に急性リンパ性白血病及び悪性リンパ腫を対象。MRSは3T MR装置(Siemens社)により1H-MRS(半卵円中心10.6-25.0ml; TE/TR:30/5000ms)データを収集、LCModelにより水濃度を35.88Mとし、N-アセチルアスパラギン酸(NAA)、クレアチン(Cr)、ミオ-イノシトール(Ins)、グルタミン酸+グルタミン(Glx)、コリン(Cho)、乳酸(Lac)の濃度を求めた。また健常児MRSデータとの比較を行った。 (結果)該当期間中に65症例(163検査)ありそのうち化学療法の前後でMRSを施行した症例は29例(78検査)。男児19例、女児10例で平均年齢は7.52±3.92。各代謝物濃度中央値は、NAA:7.88(7.10-8.48)、Cr:4.74(4.37-5.14)、Ins:3.82(3.41-4.54)、Glx:6.35(5.47-7.95)、Cho:1.42(1.23-1.56)。Lacは23例でデータが得られ、Lac:0.31(0.14-0.45)。健常児23例(男児11例、女児12例、平均年齢4.83±2.10)との比較ではInsのみ化学療法群で有意に低下していた(p=0.022)。 (結論)白質脳症病変部MRSの研究ではLacがCho、Cr、NAAに比して増加していることが報告されている。今研究では正常群との比較でInsのみ低下しており、その他の代謝物について有意差はなかった。, 第49回日本神経放射線学会}, title = {小児におけるMethotrexate(MTX)投与後の白質に関するmagnetic resonance spectroscopy(MRS)の検討}, year = {2020} }