@misc{oai:repo.qst.go.jp:00081394, author = {泉, 洸輝 and 佐藤, 勝也 and 大野, 豊 and 宮崎, 健太郎 and 鳴海, 一成 and Sato, Katsuya and Ono, Yutaka}, month = {Dec}, note = {放射線抵抗性細菌として良く知られているDeinococcus属細菌はDeinococcus-Thermus門に属するのに対して、Rubrobacter属細菌はActinobacteria門に属し、ドメインBacteriaの内でDeinococcus属細菌とはまったく異なる進化系統に属する。現在までに11菌種のRubrobacter属細菌が報告されているが、これらの中で放射線耐性のデータが記載されている菌種はR. radiotolerans、R. xylanophilus及びR. taiwanensisの3菌種である。有馬温泉から分離されたAA3-22株は、生育至適温度が58℃の中等度好熱菌であり、ゲノム配列解析からR. xylanophilusに最も類縁であることが報告されている。我々は、AA3-22株のガンマ線と紫外線に対する耐性を明らかにすることを目的とし、AA3-22株、R. radiotolerans標準株、R. xylanophilus標準株の生存曲線を比較した。その結果、AA3-22株は供試した3菌株のうちで最もガンマ線に対する耐性が低かったが、生存曲線はDeinococcus radiodurans野生株のガンマ線に対する生存曲線と同等であった。紫外線耐性については、AA3-22株が供試した3菌株のうちで最も紫外線に対する耐性が高く、R. xylanophilus JCM 11954株が予想外に著しく紫外線に感受性を示した。今後、これらの菌株間でのガンマ線と紫外線耐性の違いをゲノム配列情報から考察していきたい。, QST高崎サイエンスフェスタ2020}, title = {Rubrobacter sp. AA3-22株の放射線と紫外線に対する耐性}, year = {2020} }