@misc{oai:repo.qst.go.jp:00081385, author = {傳, 大輝 and 辰本, 浩司 and 前田, 伸彦 and 朝田, 良子 and 坂元, 仁 and 土戸, 哲明 and 古田, 雅一 and 佐藤, 勝也 and 大野, 豊 and Sato, Katsuya and Ono, Yutaka}, month = {Dec}, note = {Bacillus属の細菌芽胞は、特異的な層状構造と内部が脱水されていることで栄養型細胞に比べ物理的・化学的ストレスに強く、芽胞の制御が食品や医療用品の殺滅菌処理上の重大な課題となっている。放射線殺菌を食品や医療用品に対して効果的に用いるためには抵抗性の高い芽胞に与える影響を明らかにし、他の殺菌法との比較において放射線照射の特性を明らかにしておくことが殺滅菌法の高度化や他の殺菌方法との複合化に必要不可欠である。特に、殺滅菌処理において損傷を受けながらも、条件次第で生存性を回復する細胞集団、すなわち損傷菌が放射線処理後にも生じるのかどうかについては未だ研究が進んでいない。本研究ではγ線照射及び異なるLETのイオンビーム照射によってB. subtilis芽胞の抵抗性におけるDNA修復の役割や損傷芽胞の発生機構とその発育動態について知見を得るために、芽胞の抵抗性に関連すると思われる、DNAを保護する酸可溶性低分子タンパク質(SASP)やDNA修復酵素の欠損株のガンマ線照射後の生残率や増殖挙動を平板法とマイクロプレートリーダーによる濁度(OD650)の経時変化により測定し、差分生存率法(DiVSaL法)によって損傷菌の有無を評価した。その結果、異なるLETのイオンビーム照射による芽胞の殺滅効果は、LETに依存してコロニー形成能を喪失し、発育遅延による換算生存率の低下を示した。またDiVSaL法の結果は加熱損傷によるものと比較して、ガンマ線による損傷の回復と類似の傾向が見られた。, QST高崎サイエンスフェスタ2020}, title = {放射線照射枯草菌芽胞の増殖曲線の解析による損傷と発育抑制評価}, year = {2020} }