@article{oai:repo.qst.go.jp:00081372, author = {赤羽, 恵一 and Akahane, Keiichi}, issue = {6}, journal = {日本放射線技術学会雑誌}, month = {Jun}, note = {国際放射線防護委員会(InternationalCommissiononRadiologicalProtection:ICRP)は,Publication73ʠRadiologicalProtectionandSafetyinMedicineʡ1)(「医学における放射線の防護と安全」)の中で「診断参考レベル(DiagnosticReferenceLevels:DRLs)」の考え方を導入した.更に,Publication103ʠThe2007RecommendationsoftheInternationalCommissiononRadiologicalProtectionʡ2)(「国際放射線防護委員会の2007年勧告」)では,医療放射線防護が「7.患者,介助者と介護者,生物医学研究志願者の医療被ばく」として章が独立し,「7.2.1.診断参考レベル」に記述された.放射線防護体系の中に明記されて以来,数多くの組織・国々で医療被ばく線量の調査が行われ,それらのデータを基にDRLsが設定されてきた.日本でも,その重要性は関係者らに認識されていたが,医療被ばくは法令上直接の規制対象になっていないため,公的な規制に取り入れられない状況が続いていた.しかし2015年,医療被ばく研究情報ネットワーク(JapanNetworkforResearchandInformationonMedicalExposure:J-RIME)が,オールジャパンとして初のDRLsといえる「最新の国内実態調査結果に基づく診断参考レベルの設定」3)を,関連学会・団体の協力を得てとりまとめた.これ以降,少しずつ,複数の学会などで取り組みが行われ,医療従事者の関心も高まってきている.このように,日本はDRLsに関して後塵を拝しているといわざるを得ないが,逆に見れば,他国の例が参考になるといえる.そこで,海外におけるDRLsについて,読者の参考になるデータ集としても用いることができるように,ここでまとめて紹介する.}, pages = {469--476}, title = {DRLの海外での状況}, volume = {73}, year = {2017} }