@misc{oai:repo.qst.go.jp:00081039, author = {岡村, 敏充 and 小川, 政直 and 菊池, 達矢 and 張, 明栄 and Okamura, Toshimitsu and Ogawa, Masanao and Kikuchi, Tatsuya and Ming-Rong, Zhang}, month = {Nov}, note = {身近な食品や医薬品等の摂取により、生体内では毒物として知られているシアン化物 イオン(CN-)が生成され、CN-はさらに代謝を受けチオシアン酸イオン(SCN-)となる。 SCN-は神経障害を惹起する中毒性を持つと考えられているため、脳にはSCN-を排出す ることでSCN-の脳内濃度を低く保つ機構の存在が示唆されているが、SCN-の排出を非 侵襲的に定量評価できる方法は未だ開発されていない。従って、SCN-排出の定量評価 が可能となれば、SCN-の中毒性の評価や排出メカニズムの解明に大きく貢献すると考 えられる。今回は、血液脳関門を通過し、脳内で速やかに[11C]SCN-を遊離すること が期待されるalkyl thiocyanate、aryl thiocyanate、6-thiocyanatopurine誘導体を 設計し、標識合成の検討を行った。合成はハロゲン前駆体と[11C]SCN-との反応、あ るいは[11C]CN-を用いたジスルフィド結合の開裂反応により行い、短い反応時間で目 的物の生成が認められた。詳細については、本会にて報告する。, 第60回日本核医学会学術総会}, title = {脳内のチオシアン酸イオンの排出システムを定量評価するためのプローブ}, year = {2020} }