@misc{oai:repo.qst.go.jp:00080940, author = {上野, 美穂 and 木村, 敦 and 田口, 光正 and Ueno, Miho and Kimura, Atsushi and Taguchi, Mitsumasa}, month = {Dec}, note = {医療・創薬分野において、放射線架橋ゼラチンゲルを用いたドラッグデリバリーシステムの研究開発が進展している。一方で、放射線架橋ゼラチンゲルの生成メカニズムは不明であり、ゲルの物性(膨潤度、弾性率、粒径など)を精密に制御するための高度な放射線改質技術が確立されていない。本研究では、ゼラチンの放射線架橋に関与すると考えられているフェニルアラニン(Phe)、チロシン(Tyr)、ヒスチジン(His)1)を主成分としたペプチドを設計・有機合成し、その反応解析からゼラチンの放射線架橋メカニズムの解明を目的とした。Pheを競争標準試薬とした競合反応により、各種ペプチドと水の放射線分解で生成するヒドロキシル(OH)ラジカルの反応速度定数を決定した。Pheを含むペプチドの反応速度定数が6.95×109 L/mol/sと最も大きかったことから、Phe残基がゼラチンの放射線架橋に最も寄与していると結論づけた。, 令和2年度 日本化学会関東支部群馬地区研究交流発表会}, title = {オリゴペプチドを利用したタンパク質の放射線架橋メカニズム解析}, year = {2020} }