@misc{oai:repo.qst.go.jp:00080939, author = {上野, 美穂 and 木村, 敦 and 田口, 光正 and Ueno, Miho and Kimura, Atsushi and Taguchi, Mitsumasa}, month = {Oct}, note = {再生医療分野や創薬分野において、放射線架橋により改質したゼラチンゲルを用いた細胞足場材料やドラックデリバリーシステムの研究開発が進展している。一方で、放射線架橋ゼラチンゲルの生成メカニズムはいまだ不明であるため、ゲルの物性(膨潤度、弾性率、粒径など)を精密に制御するための高度な放射線改質技術が確立されていない。本研究では、ゼラチンの放射線架橋に関与すると考えられているフェニルアラニン(Phe)、チロシン(Tyr)、ヒスチジン(His)1)を主成分としたペプチドを設計・有機合成し、その放射線化学反応の解析からゼラチンの放射線架橋メカニズムの解明を目的とした。その結果、Phe、Tyr、Hisを含む合成ペプチドでは多量体化反応により粒子の生成が確認された。また、Pheを含むペプチドが最も低線量で多量体化したことや反応速度論的な解析から、Phe残基がゼラチンの架橋に最も関与していると結論づけた。, 第10回CSJ化学フェスタ2020}, title = {合成ペプチドを利用した放射線架橋天然高分子の架橋構造解明}, year = {2020} }