@misc{oai:repo.qst.go.jp:00080921, author = {太田, 雅之 and 佐藤, 聡 and 落合, 謙太郎 and 増田, 開 and 小柳津, 誠 and 権, セロム and 春日井, 敦 and Masayuki, Ota and Satoshi, Sato and Kentaro, Ochiai and Kai, Masuda and Makoto, Oyaizu and Gon, Seromu and Atsushi, Kasugai}, month = {Nov}, note = {量子科学技術研究開発機構六ヶ所核融合研究所では、核融合炉材料照射試験を実施するための核融合中性子源A-FNSの設計活動を進めている。A-FNSでは、核融合関係の照射試験だけでなく、様々な産業応用を実施したいと考えている。そのひとつとして、A-FNSのd-Li反応で発生する中性子を用いて、100Mo(n,2n)99Mo反応による医療用RIである99Moの製造を行うことを検討している。99Moは核医学診断で最も用いられている99mTcの親核である。現在、日本では海外の原子炉で製造されたものを全量輸入して用いており、99Moの国産化が望まれている。加速器中性子による99Mo製造は比放射能が低くなるが、ウランを用いることなく99Mo製造を行えるメリットがある。照射用の装置であるRI生成モジュールの概念設計では、照射シナリオ、試料の冷却、放射線遮蔽、遠隔保守性などを考慮して設計を実施し、Liターゲットに近い位置に設置することを検討している。我々はモンテカルロ計算コードMCNPを用いた計算によりA-FNSでの99Moの製造量を調べ、日本の需要量である84 TBq/weekを賄う程度の99Moの製造能力があることを示した。また、同時に実施する核融合炉材料照射試験への影響が懸念されるが、99Mo製造に5 mm厚程度の薄い試料を用いることで、1%程度の影響しか与えないことを示した。本発表では、RI生成モジュールの概念設計と本モジュールを用いた99Mo製造検討について報告し、99Mo以外の医療用RIの製造や、RI生成モジュールを用いた中性子計測など、それ以外の展開についても述べる。, 日本中性子科学会第20回年会}, title = {核融合中性子源A-FNSにおける99Mo製造の検討}, year = {2020} }