@misc{oai:repo.qst.go.jp:00080909, author = {谷田部浩行 and 田村伊織 and 近藤洋平 and 高草木洋一 and 石田諒 and 山本和俊 and C Krishna, Murali and 齋藤雄太朗 and 山東信介 and Yoichi, Takakusagi}, month = {Oct}, note = {ペプチドを配列特異的に切断するペプチダーゼは、シグナル伝達タンパク質の代謝や翻訳後修飾などの多様な生命現象に関わっている。それ故、様々な疾患においてペプチダーゼの発現量や活性に異常が認められており、重要なバイオマーカーとして認識されている。一方、核磁気共鳴法(NMR)は非侵襲的な手法であり、生体深部での標的分子の検出を可能にする。NMRは感度が低いという弱点を有するが、動的核偏極法(DNP)によりNMRの感度を劇的に向上させることができる。  ペプチドN末端の疎水性残基を認識して切断する酵素であるアミノペプチダーゼN(APN)の活性を検出するDNP-NMR分子プローブとしてAla-NH2が報告されているが、この分子プローブは、i) 酵素反応速度が小さく、ii) 酵素反応前後の化学シフト変化が小さいという二つの問題点により生体応用には至らなかった。そこで、我々はAla-NH2から構造展開することで、これら二つの問題点を改善した新たなDNP-NMR分子プローブを開発した。今回、この新たな分子プローブを用いて、ヒト腫瘍担癌マウス中でAPNの活性を良好な感度で検出することに初めて成功した。さらに、この新たな分子プローブのAPN認識部位を改変することで、様々なアミノペプチダーゼの活性を生体内で検出することを目的とした超偏極分子プローブの開発を行った。, 第 10 回 CSJ 化学フェスタ 2020}, title = {生体内アミノペプチダーゼの活性を検出する超偏極分子プローブの開発}, year = {2020} }