@misc{oai:repo.qst.go.jp:00080874, author = {佐藤, 勝也 and 三善英彦 and 鳴海一成 and 大野, 豊 and Katsuya, Sato and Yutaka, Ono}, month = {Nov}, note = {放射線抵抗性細菌デイノコッカス・ラジオデュランスは、ガンマ線、紫外線、乾燥及び薬剤など様々なDNA変異原に誘起されるDNA損傷に対して、非常に強い抵抗性を有する。これまでの研究で、DNA損傷応答因子であるPprIタンパク質によって、DNA修復関連遺伝子群が上方制御されることを明らかにしている。PprIタンパク質は、デイノコッカス属細菌において高次に保存される特有のタンパク質であり、メタロプロテアーゼドメイン、DNA結合ドメイン、環状ヌクレオチド結合ドメインを有している。デイノコッカス属細菌に特有のDNA損傷応答機構において、定常状態では、リプレッサータンパク質であるDdrOが放射線/乾燥応答(Radiation/Desiccation Response; RDR)モチーフに結合することで、DNA修復タンパク質を含むRDRレギュロンの発現を抑制している。これに対して、DNA損傷が生じると、PprIタンパク質とDdrOタンパク質との相互作用によって抑制解除され、RDRレギュロンの発現が誘導される。しかしながら、DNA損傷応答機構におけるPprIタンパク質の機能に重要な部位は明らかにされていない。そこで本研究は、pprI遺伝子欠失変異株及びルシフェラーゼ遺伝子を導入したレポーター株を作製すると共に、変異型pprI遺伝子発現プラスミドを用いて、ガンマ線に対する感受性を指標とした相補試験及びレポーターアッセイ試験により、PprIタンパク質の機能解析を実施した。, 極限環境生物学会2020年度(第21回)年会}, title = {デイノコッカス・ラジオデュランスのDNA損傷応答機構におけるPprIタンパク質の変異解析}, year = {2020} }