@misc{oai:repo.qst.go.jp:00080459, author = {相羽, 信行 and 松山, 顕之 and Aiba, Nobuyuki and Matsuyama, Akinobu}, month = {Sep}, note = {核融合炉においてプラズマ楕円度はプラズマ性能向上に直結する形状パラメータであることが知られているが,この楕円度を大きくしすぎると垂直方向変位現象(VDE)が発生して真空容器などに重大な悪影響を与える.VDEは真空容器に流れる渦電流および制御コイルに流れる電流を用いて安定化が可能であるが,原型炉などの強い中性子照射環境下では制御コイルの利用が困難であるため,容器中の渦電流のみで安定化が可能な範囲で楕円度を決定する必要がある.真空容器には有限の電気抵抗があるため,渦電流はこの抵抗の時間スケールで失われることから,VDEも同時間スケールで発生しうる.この容器の電気抵抗が原因で発生する不安定性は抵抗性壁モード(RWM)と呼ばれる.RWMは非軸対称モードの安定性が詳しく調べられており,同モードの安定化にはプラズマ回転が大きな影響を与えることが知られている.しかし,これまで軸対称モードに対する回転の影響については報告されていない.  本解析では,非軸対称RWMの線形安定性解析コードMINERVA/RWMaCを改良し軸対称RWMの解析を可能とした.同コードはプラズマのトロイダル回転およびポロイダル回転の影響を考慮したRWM解析が可能であるが,軸対称モードに対してトロイダル回転が大きな影響を与えるとは難しいことから,ポロイダル方向の影響に着目して解析を行った.その結果,非軸対称RWMの場合と異なり軸対称RWMは回転による安定化を殆ど受けないことを示した., 日本物理学会2020年秋季大会}, title = {軸対称抵抗性壁モードの安定性に対するプラズマ回転の影響の数値解析}, year = {2020} }