@misc{oai:repo.qst.go.jp:00080423, author = {中川, 義治 and 泉, 智大 and 太田, 雅人 and 江頭, 俊輔 and Morace, Alessio and 南, 卓海 and 檜原, 崇正 and 境, 健太郎 and 西本, 貴博 and 高野, 晟輝 and 蔵満, 康浩 and 金崎, 真聡 and 浅井, 孝文 and 中川, 貴斗 and 坂本, 渓太 and 清水, 和輝 and 神野, 智史 and Mcllvenny, A. and McCusker, O. and Borghesi, M. and 近藤, 康太郎 and ピロジコフ, アレキサンダー and 桐山, 博光 and Alkhimova, M.A. and Pikuz, T. and 福田, 祐仁 and 坂和, 洋一 and Asai, Takafumi and Kondo, Kotaro and Pirozhkov, Alexander and Kiriyama, Hiromitsu and Fukuda, Yuuji}, month = {Sep}, note = {地球に降り注ぐ高エネルギー荷電粒子「宇宙線」の生成機構として、無衝突衝撃波による加速が有力視されている。近年、ハイパワーレーザー・プラズマ相互作用で無衝突衝撃波を発生させることが実現し、実験室内で宇宙線加速の素過程を探索することが出来るようになった。無衝突静電衝撃波加速では、衝撃波の静電ポテンシャルが上流イオンを反射し加速させる。衝撃波速度V_sh が上流イオンの速度V_0 よりも十分大きければ、反射イオンの速度は 2 V_sh ( >> V_0) となり、準単色なエネルギースペクトルを持つ。この加速法を用いることによって、最終的には準単色100 MeV級プロトンビームの高繰り返しを実証し、医療その他の応用を目指す。本研究では、関西光科学研究所のJ-KAREN-Pレーザー (800 nm, <5×10^21 W/cm^2) をC8H7Cl薄膜ターゲットに照射し、無衝突静電衝撃波イオン加速の実験を行った。ドライブレーザーの一部を1インチミラーで取り出し、イオン化レーザーとしてターゲットの裏面側に照射して臨界密度程度のプラズマを生成し、約2.5 nsの遅延時間をもってドライブレーザーを照射した。ターゲットの厚さ(1 - 2 μm)、イオン化レーザーの有無、レーザーエネルギー (0.6 - 12 J)、スポット径 (直径~2, ~6 μm)、パルス幅(40 - 400 fs)等を変えて実験を行なった。イオン計測は、オンライン型トムソンパラボラスペクトロメータ (TPSP) を使用した。電子温度・密度を導出するために、X線分光器 (Focusing Spectrometer with Spatial Resolution: FSSR) を用いて、ClイオンのHe_α, Ly_α, Li-likeおよびHe-like satellite線を含む3.7 - 4.3 Å の波長領域で計測を行った。講演では、FSSRとTPSP から得られた実験データと流体および粒子シミュレーション結果について報告する。, 日本物理学会 2020年秋季大会}, title = {高強度レーザーを用いた無衝突衝撃波によるイオン加速}, year = {2020} }