@misc{oai:repo.qst.go.jp:00080336, author = {中野, 敏彰 and 笹沼, 博之 and 津田, 雅貴 and 廣田, 耕志 and 赤松, 憲 and 川西, 優喜 and 武田, 俊一 and 井出, 博 and 田野, 恵三 and Nakano, Toshiaki and Akamatsu, Ken}, month = {Nov}, note = {DNA-タンパク質クロスリンク損傷 (DPCs) は、放射線や環境変異原外的並びに代謝過程など内的要因で生じるDNA損傷である。その損傷修復の初期過程で必要となるクロスリンク蛋白の分解に、メタロプロテアーゼの一種であるSPRTNが関与すると考えられている。しかし、DPCs形成蛋白のうちSPRTNがどの蛋白に関わるかについて、細胞レベルでの詳細な解析はない。そこで、ヒトリンパ細胞由来のTK6でSPRTNを欠く細胞を作成し、DPCs誘発薬剤に対する感受性及びDPCs除去能について、野生株と比較した。SPRTN欠損細胞は、様々な蛋白にてDPCsを生じるフォルムアルデヒド(FA)には感受性を示さなかったが、DNAメチルトランスフェラーゼ1(Dnmt1)を特異的にDNAへトラップするアザデオキシシチジン(azadC)に対しては強い感受性を示した。さらにazadC及びFAで生成した種々のDPCs量に対し、野生株とSPRTN欠損細胞の修復効率を比較したところ、SPRTN欠損細胞ではDnmt1-DPCsが顕著に残存していた。以上のことから、DPCs形成蛋白のうちDnmt1の分解に対し、SPRTNが特異的に関与していることがヒト細胞において示唆された。, 日本環境変異原学会第49回大会}, title = {Participation of SPRTN in the repair of azadC-induced DNA-protein cross-links in human TK6 cells}, year = {2020} }