@article{oai:repo.qst.go.jp:00080254, author = {古谷, 美紗 and 米谷, 達成 and 中川, 雅博 and 上野, 有美 and 佐藤, 淳也 and 岩井, 保則 and Iwai, Yasunori}, issue = {2}, journal = {保険物理}, month = {Jun}, note = {日本原子力研究開発機構・原子力科学研究所の放射性気体廃棄物中のトリチウムモニタリングにおいて、火災発生のリスクを低減させることを目的に、酸化触媒の加熱温度を低下させるための酸化触媒の検討を行った。トリチウムは水素同位体の一つであり,トリチウムガスの化学的性質は水素ガスと同じであることから,水素ガスに対する酸化効率を検証し比較を行った。疎水性Pd/SiO2 触媒およびPt/Al2O3 触媒の水素に対する酸化性能は原子力科学研究所のトリチウムモニタリングで実際に使用しているCuO と比較して優れており,25℃ の室内温度条件下においても水素を十分に酸化する能力があることが明らかとなった。以前の研究においてより効率的な14C モニタリングにおいては疎水性Pd/SiO2 触媒が最も優れていることが明らかとなっている。原子力科学研究所のH/C 捕集装置に使用されている触媒を,疎水性Pd/SiO2 触媒に変更することで,酸化触媒の加熱温度を放射性気体廃棄物中の14C モニタリングを行っている施設においては300℃,放射性気体廃棄物中の3H モニタリングを行っている施設においては25℃へ低下させることができ、火災発生のリスクを低減させ,より安全な放射性気体廃棄物モニタリングを行うことが可能である。}, pages = {97--101}, title = {放射性気体廃棄物中のトリチウム捕集に用いる疎水性パラジウム触媒の酸化性能評価}, volume = {55}, year = {2020} }