@article{oai:repo.qst.go.jp:00080188, author = {今西, 彩花 and 宮本, 久生 and 吉井, 文男 and 木村, 敦 and 田口, 光正 and Yoshii, Fumio and Kimura, Atsushi and Taguchi, Mitsumasa}, issue = {48}, journal = {コンバーテック}, month = {Jul}, note = {医用分野では臓器の治療部位を焼灼して治療するアブレーションカテーテルが盛んに使われるようになってきたが、更なる普及を目指し、治療の手技訓練用の模擬臓器を人工的に創作する技術開発が望まれている。不整脈治療では、心筋の不整脈を発する部位をアブレーションカテーテルで焼灼し遮蔽する治療法のトレーニング用手技材として、量子ビーム照射橋かけ技術により作製した示温ポリビニルアルコール(PVA)ハイドロゲルを開発した。このハイドロゲルは、60℃以上で赤色から白色に退色するため、焼灼部位を目視で確認することができる。また、肝臓や腎臓の正常細胞中の腫瘍の焼灼治療では、エコー検査などによる画像を見ながら治療を行うため、正常細胞部位と主要部位で硬さの異なる模擬臓器の開発が必要となる。そこで、量子ビーム照射技術により赤色PVAにセルロース粉末を分散したボール型ハイドロゲルを模擬腫瘍として作製し、模擬正常細胞である紫色PVAの中にボール型ハイドロゲルを包含させた状態で量子ビーム照射することで、肝臓・腎臓がん用ファントムを開発した。このファントムは電極針による模擬腫瘍部の焼灼を可視化、定量評価を可能とした。}, pages = {135--137}, title = {量子ビーム技術を利用した新しい模擬臓器の開発}, volume = {569}, year = {2020} }