@misc{oai:repo.qst.go.jp:00080105, author = {宮川, 尚久 and 永井, 裕司 and 堀, 由紀子 and 川嵜, 圭祐 and 南本, 敬史 and Miyakawa, Naohisa and Nagai, Yuji and Hori, Yukiko and Minamimoto, Takafumi}, month = {Jun}, note = {霊長類腹側視覚皮質は、他者の顔や表情の認知に関わることが知られ、古くから低次から高次領野への階層的なフィードフォワード結合モデルで記述されてきた。しかし、神経連絡の強い扁桃体などのからの直接的・間接的なフィードバックの役割については軽視されている。本研究では、腹側視覚経路における社会性や情動に関わる視覚情報表現に扁桃体が及ぼす役割を特定することを目的とした。 非ヒト霊長類(マカクザル)に、最新の化学遺伝学(DREADD; Nagai and Miyakawa et al, Nat Neurosci, in press) による脳活動操作技術と、広範囲から神経活動を計測するECoG (Miyakawa et al., Cereb Cortex 2018)とを組み合わせ、表情の異なる顔画像(例、中立・恐怖・脅迫の表情をした顔)への腹側視覚皮質の神経応答が、扁桃体神経活動の操作によって受ける影響を評価した(図1)。①ECoGを用いて複数の顔応答性領域を同定できること(図2)。興奮性DREADDの作用で、②扁桃体の神経活動が持続的に上昇すること、③腹側視覚皮質における顔や顔表情に関わる情報が減弱すること、④顔表情に関わる情報が特に腹側視覚皮質の腹側・吻側領域でより減弱すること、が示された。また扁桃体の活動が、瞳孔径など個体の自律反応に示す影響の評価も始めた。, 第6回 顔・身体学 領域班会議}, title = {扁桃体神経活動が霊長類の顔認知・情動反応・視覚皮質神経活動に及ぼす影響}, year = {2020} }