@misc{oai:repo.qst.go.jp:00079628, author = {谷塚, 英一 and 鳥本, 和弘 and 石川, 正男 and 波多江, 仰紀 and Yatsuka, Eiichi and Torimoto, Kazuhiro and Ishikawa, Masao and Hatae, Takaki}, month = {Nov}, note = {本研究では、トムソン散乱によるITERの周辺部プラズマの電子温度及び密度計測に使用する光学素子のうち、レーザー入射用減反射コート付き合成石英基板(レーザー窓)、レーザー伝送用誘電体ミラー、集光光学系用減反射コート付きガラス基板(レンズ用素子)、ポラライザーについてガンマ線及び中性子照射試験を行った。 計測用レーザーとして使用するYAGレーザーの波長である1064 nmでは、透過率・反射率及びレーザー誘起損傷(LIDT)の劣化は起こっていないことが分かった。レーザー窓については、10 MGy照射した方がむしろ1064 nmでのLIDTが上昇した。減反射コート付き合成石英基板にガンマ線及び中性子を照射し、透過率の変化を測定した。ガンマ線照射により3%、中性子照射により2%程度の透過率低下が生じた。さらに、集光光学系の色収差補正用の耐放射線性レンズ材料3種類(ショット社製BK7G18、LF5G19、SF6G05)に中性子を照射した。これら3種類のレンズ材料は、10 MGy程度のガンマ線照射に対して透過率の劣化がほとんどないことが既に知られている。照射前後の透過率を測定した結果、SF6G05については、波長600 nm以上でほぼ透過率を維持していることが分かった。ポラライザーについては、市販のワイヤーグリッドポラライザーにガンマ線及び中性子を照射し、透過率及び消光比を測定した。その結果、ソーラボ社製WP25L-UBについてはガンマ線及び中性子照射後も性能を維持していることが分かった。 ITER周辺トムソン散乱計測用の光学素子に対して、ITERで想定されるガンマ線及び中性子を照射し、多くの素子で問題なく使用できる見通しを得た。, 第36回プラズマ・核融合学会年会}, title = {ITER周辺トムソン散乱計測装置用光学素子の耐放射線性}, year = {2019} }