@misc{oai:repo.qst.go.jp:00079548, author = {佐藤, 匠 and 北泉, 隆裕 and 齋地, 康太 and 桑波田, 晃弘 and 五十嵐, 龍治 and 大島, 武 and 増山, 雄太 and 岩崎, 孝之 and 波多野, 睦子 and Jelezko, Fedor and 日下部, 守昭 and 関野, 正樹 and 八井, 崇 and Igarashi, Ryuji and Ohshima, Takeshi and Masuyama, Yuta and Hatano, Mutsuko}, month = {Dec}, note = {近年、磁気センサは産業医療、化学など様々な分野で用いられている。その中でも本研究では、磁気微粒子からの磁場を計測するため、ダイヤモンド中のNitrogen Vacancy (NV)センターからの発光を利用するダイヤモンドセンサに注目し、その高感度化、医療応用に取り組んでいる1)。ダイヤモンドセンサは他の磁気センサに比べ、測定する磁気感度のダイナミックレンジが広い、ベクトル計測が可能などの優れた特徴を持つ。NVセンターの最小磁気感度はη∝Δν/C√(I_0 )で表され2)、我々はこの中でもNVセンターからの発光検出強度を表すI_0を増強させることで磁気感度を向上させることを目指している。 ダイヤモンドは屈折率が高いため、ダイヤモンドNVの発光を取り出す効率は低い。そこで、グレーティング結合による光取り出しについて数値的に最適化検討を行った。電磁界数値解析はFDTD (Finite-Difference Time-Domain) 法を用いた。ダイヤモンド内部に光源を配置し、ダイヤモンド表面に設置した金グレーティングの本数、周期の依存性を検討した。Figure 1はグレーティングがない場合と比較して、グレーティングを設置した場合のダイヤモンド基板外部での光強度の増強度を示している。この結果から、周期の理論的な最適値263nmに近い300nmで光取り出し効率が最適になることを確認した。今後は、ダイヤモンド上に実際にグレーティング状の構造を作製すること、その基板を用いた発光強度と磁気感度の検証を行ってゆく予定である。, Optics & Photonics Japan 2019}, title = {グレーティング結合によるダイヤモンド磁気センサの光取り出し効率に関する検討}, year = {2019} }