@inproceedings{oai:repo.qst.go.jp:00079465, author = {及川, 将一 and 酢屋, 徳啓 and 石川, 剛弘 and 磯, 浩之 and 樋口, 有一 and 松田, 拓也 and Oikawa, Masakazu and Suya, Noriyoshi and Ishikawa, Takahiro and Iso, Hiroyuki and Higuchi, Yuichi and Matsuda, Takuya}, book = {第32回タンデム加速器及びその周辺技術の研究会報告集}, month = {Mar}, note = {量子科学技術研究開発機構放射線医学総合研究所(量研放医研)の静電加速器施設(PASTA&SPICE)には、High Voltage Engineering Europe B. V. (HVEE)製のModel4117MC+タンデトロン加速器(最大ターミナル電圧1.7 MV)が設置されており、3 MeV程度の1H+を利用したマイクロPIXE分析やマイクロビーム細胞照射などの実験に広く利用されている 。  当施設のマイクロPIXE分析装置では、19F(p, p' γ)19F核反応により発生する110 keVの即発線をCdTe検出器(XR-100T-CdTe、Amptek製)を用いて検出する、フッ素のマイクロPIGE分析系を2016年度までに構築している。2017年度の本研究会では、19F(p, p' γ)19F核反応に共鳴幅の狭い複数の共鳴領域が存在する(例えば0.935 MeV、1.421MeV、1.940 MeV、2.322 MeV、2.563 MeV、2.783 MeV...etc)ことを活用して、当該マイクロPIGE分析系を用いた加速粒子のエネルギー絶対値測定について報告した。 前回の報告では、0.935 MeV、1.421MeV、1.940 MeV、2.322 MeV、2.563 MeV、2.783 MeVに相当する6つの共鳴ピークを観測していたが、2018年度に2.5 MeV~3.4 MeVの未計測であった範囲で共鳴領域探索を進め、新たに2.963 MeVに相当する共鳴ピークを観測することができた。観測された7つの共鳴ピーク対して、それぞれにガウス関数でフィッティングを行い、そのセントロイドから共鳴ピーク位置における1H+の加速エネルギー制御値を算出し、先行例データの共鳴エネルギー(絶対値)との比較を行った。その結果、加速エネルギー制御値が先行例データの絶対値に対して2 %程度大きく見積もられ、加速エネルギー(加速電圧)を過大に評価していることが判明した。  本稿では、量研放医研静電加速器施設(PASTA&SPICE)の2018年度利用状況及び最新のメンテナンス状況を紹介すると共に、加速粒子のエネルギー絶対値測定に関して現状で得られている結果を報告する。}, title = {量研放医研静電加速器施設(PASTA&SPICE)の現状2019}, year = {2020} }