@misc{oai:repo.qst.go.jp:00079350, author = {池田, 隆司 and Ikeda, Takashi}, month = {Mar}, note = {水素貯蔵材料等への応用に向け、水素クラスレートハイドレートの温度-圧力相図が調べられており、これまでのところ4つの相(sII, C0, C1, C2)が確認されている。このうち、およそ0.4-1.2 GPaの圧力下で存在する C0相の結晶構造はまだ確定していない。本研究では、StrobelらによりX線回折とラマン散乱実験の結果に基づき提案されたC0相の結晶構造の妥当性を第一原理分子動力学シミュレーションにより検証している。前回の学会では、原子核の量子性を考慮可能なシミュレーション手法である経路積分リングポリマー分子動力学により水素および水分子の振動状態について検討した結果を報告した。ビブロンの振動数として妥当な結果が得られたものの、実験で得られているラマン散乱スペクトルを再現するには至らなかった。そこで今回は、generalized Langevin equation (GLE) thermostat の適用方法を検討し、経路積分リングポリマー分子動力学を用いたラマン散乱スペクトルの計算方法の改良を試みた結果について報告する。, 日本物理学会第75回年次大会(2020年)}, title = {水素クラスレートハイドレートの第一原理分子動力学 シミュレーションIII}, year = {2020} }