@misc{oai:repo.qst.go.jp:00078326, author = {池田, 佳隆 and Ikeda, Yoshitaka}, month = {Jul}, note = {太陽のエネルギー源である核融合は、燃料を海水から得ることができ、燃料注入を止めれば直ちに反応が停止することから、極めて魅力的なエネルギー源である。地球上で安定に核融合を起こすには、1億℃以上の高温プラズマを生成する必要があるが、長年の研究開発の結果、日本の大型プラズマ実験装置JT-60で得られた5.2億度を筆頭に、世界の多くの実験装置で高温プラズマが実現しており、現在、日米欧露中韓印の7極が協力して,重水素と三重水素のDT反応による熱出力50万kWを目指す国際熱核融合実験炉(ITER)が南フランスで建設中であり、国内ではJT-60のプラズマ性能を高性能化するJT-60SA計画も進行中である。一方、我が国の核融合開発戦略では、核融合原型炉(発電実証)に向け、ITER計画とJT-60SAに加えて、核融合中性子源、原型炉研究開発、ブランケット開発等の核融合炉工学の技術開発が求められている。本講演では、講演者が長年携わってきたJT-60のプラズマ加熱装置の開発、重水素同志によるDD反応により放射化されたJT-60本体の解体、そして建設が進むJT-60SA本体の組立、に関し、それらの課題と成果を報告する。加えて、現在、六ヶ所核融合研究所で進めている核融合炉工学の技術開発の現状と展望を報告する。これらの研究開発が順調に進めば、ITERで50万kWの核燃焼が得られる2035年頃に、原型炉建設判断に必要な技術基盤が構築できると期待される。, 日本保全学会第16回学術講演会}, title = {核融合にかける夢と希望}, year = {2019} }