@misc{oai:repo.qst.go.jp:00078140, author = {小山, 佳 and 堀, 由紀子 and 永井, 裕司 and 平林, 敏行 and 宮川, 尚久 and 藤本, 敦 and 三村, 喬生 and 井上, 謙一 and Eldridge, Mark and Saunders, Richard and 須原, 哲也 and 樋口, 真人 and Richmond, Barry and 南本, 敬史 and Oyama, Kei and Hori, Yukiko and Nagai, Yuji and Hirabayashi, Toshiyuki and Miyakawa, Naohisa and Mimura, Koki and Suhara, Tetsuya and Higuchi, Makoto and Minamimoto, Takafumi}, month = {Dec}, note = {前頭前野、特に脳底部に位置する前頭眼窩野は、報酬の価値を基にした柔軟な意思決定に関わっていると考えられているが、その因果関係については不明な点が多く残されている。本研究では化学遺伝学的手法の一つ、DREADD(Designer Receptors Exclusively Activated by Designer Drugs)を活用し、サル前頭眼窩野、および結合関係のある皮質下領域(線条体および視床MD核)へと至る神経経路がこのような意思決定過程においてどのような役割を果たしているのかを調べた。 三匹のサル前頭眼窩野に抑制性のDREADDであるhM4Diを発現させた後に、刺激と報酬の関係性を逆転させる逆転学習課題を基にした様々な学習課題を訓練した。それらの課題を遂行させながら、DREADDアゴニスト(DCZ)の全身投与による前頭眼窩野そのものの抑制、もしくはDCZの局所注入による線条体および視床MD核へと至る神経経路の抑制を行った。その結果、前頭眼窩野―視床MD核の経路は状況の変化への迅速な適応に、前頭眼窩野―線条体の経路は刺激と報酬の関係性を再学習する際に、それぞれ重要な役割を果たしていることが示唆された。, 次世代脳プロジェクト 冬のシンポジウム}, title = {DREADDによる、報酬を基にした柔軟な意思決定におけるサル前頭眼窩野およびその皮質下領域への経路の役割の解明}, year = {2019} }