@misc{oai:repo.qst.go.jp:00077985, author = {二見祐作 and 佐藤, 勝也 and 冨田尚希 and 三善英彦 and 下坂泰地 and 大野, 豊 and 鳴海一成 and Sato, Katsuya and Ono, Yutaka}, month = {Dec}, note = {Deinococcus属細菌の高いDNA修復機構を担うタンパク質群の一部はDNA損傷誘導性であり、D. radioduransで最も誘導率の高いタンパク質がDdrA(DNA damage response A)である。DdrAタンパク質はDNA末端を保護する機能が示唆されている。一方、DdrAPタンパク質はDdrAタンパク質のパラログであり、機能が不明である。本研究では、DdrAタンパク質およびDdrAPタンパク質のDNA修復における機能を明らかすることを目的として、DdrAタンパク質をコードするddrA遺伝子、DdrAPタンパク質をコードする遺伝子ddrAP遺伝子の欠失株を作製し、各種変異原・阻害剤に対する感受性を解析した。感受性解析の結果から、DdrAはGyrAと、DdrAPはGyrBと相互作用し、タンパク質の立体構造を歪めることで阻害剤の影響を変化させていることが示唆された。ddrAP欠失株がDNA鎖切断を引き起こすガンマ線およびブレオマイシンに野生株よりも耐性を示したことと、DNA修復促進タンパク質PprA がDNAジャイレースと相互作用することを勘案すると、DdrAPはGyrBとの相互作用を介してPprAとDNAジャイレース等によるDNA二本鎖切断修復機構である凝集核様体依存的末端結合に関与していると考えられた。, QST高崎サイエンスフェスタ2019}, title = {放射線抵抗性細菌Deinococcus radiodurans のDNA損傷誘導性 DdrAタンパク質をコードする遺伝子およびそのパラログDdrAPタンパク質をコードする遺伝子の欠失株の特性解析}, year = {2019} }