@article{oai:repo.qst.go.jp:00077791, author = {塚田真也 and 大和田, 謙二 and Owada, Kenji}, issue = {4}, journal = {放射光}, month = {Dec}, note = {Pb(Mg1/3Nb2/3)O3 に代表される鉛複合ペロブスカイト型酸化物のリラクサーは温度に依存する不均一構造を有し,通常の強誘電体に比べて大きな電場応答を示す。不均一な構造の大きさは,原子レベルから数百ナノメートルの広範囲にわたるもので,それらを網羅的に計測して理解する試みが必要である。本稿は,B サイトの InとNbの配列を制御できるPb(In1/2Nb1/2)O3に潜む不均一な構造を電子顕微鏡観察と放射光X線散乱計測により広い長さスケールで調べるとともに,動的な性質を光散乱により1GHzから100GHzまで観測した結果を報告する。InとNbが不規則に配列する系ではリラクサーとなり,ナノメートル領域にフラクタル性を見出した。一方,InとNbが規則的に配列する系では反強誘電体となり,フラクタル性は現れなかった。}, pages = {209--216}, title = {Pb(In1/2Nb1/2)O3におけるIn/Nbのイオン配列と不均一性-量子ビーム融合利用によるマルチスケール計測-}, volume = {32}, year = {2019} }