@article{oai:repo.qst.go.jp:00077588, author = {櫻井, 武尊 and 井口, 将秀 and 中平, 昌隆 and Takeru, Sakurai and Masahide, Iguchi and Masataka, Nakahira}, issue = {6}, journal = {低温工学}, month = {Nov}, note = {ITER TFコイルには総重量約5000トンの極低温構造材料が使用される。それらは4Kに冷却され、巨大な電磁力が掛かるため、高い引張特性(降伏応力)が要求される。オーステナイトステンレス鋼中のCとN量の和と室温降伏応力から4Kにおける降伏応力を予測する式があるが、その予測式を応用して要求降伏応力に対応する化学成分、室温降伏応力が規格化され、誤差の分だけマージンを持たせ実機仕様となった。筆者らは実機材料から抜き取りで4K引張試験を実施し、全数の成分分析及び室温における引張試験結果と合わせてそのデータを分析した。4Kにおける降伏応力とCとN量の和は良い相関を示した。しかしながら、予測値は実測値よりも11.2%程度高くなる傾向があり、原因は室温試験の試験速度と窒素の過飽和と考えられる。実機材料製造ではCとN量の下限を0.02上げたが、その効果により裕度を持って全材料は要求値を満たした。}, pages = {459--466}, title = {ITER TFコイル用極低温構造材料の引張特性評価}, volume = {54}, year = {2019} }