@article{oai:repo.qst.go.jp:00077207, author = {Sawada, Shinichi and Koshikawa, Hiroshi and Kitamura, Akane and Higa, Mitsuru and Yamaki, Tetsuya and Sawada, Shinichi and Koshikawa, Hiroshi and Yamaki, Tetsuya}, issue = {12}, journal = {Separation Science and Technology}, month = {Aug}, note = {現在の日本では、カチオン交換膜(CEM)とアニオン交換膜(AEM)を用いた電気透析で海水を濃縮した後、濃縮海水の水分を蒸発させて食塩を生産している。そこで本研究では、海水濃縮効率の向上を目指し、重イオンビームグラフト法によって新規ナノ構造制御CEMを作製した。CEMの作製は、エチレン・テトラフルオロエチレン共重合体膜に対する84Krイオン照射、スチレンのグラフト重合、スチレンユニットのスルホン化という手順で行った。得られたナノ構造制御CEMは、低含水率にも関わらず非常に膜抵抗が低かった。これは特異的な一次元イオン伝導経路がイオンを極めて効率的に透過するからであると推測される。さらに、含水率が低いために水透過も抑制されることが明らかになった。このようにナノ構造制御CEMは、海水濃縮にとって好適な、低い膜抵抗と低い水透過率を兼ね備えることがわかった。}, pages = {2211--2216}, title = {Ion and water transport properties of cation exchange membranes prepared by heavy-ion-track grafting technique}, volume = {55}, year = {2019} }