@article{oai:repo.qst.go.jp:00077015, author = {東, 達也 and Higashi, Tatsuya}, issue = {3}, journal = {JAPI ニュースレター}, month = {Oct}, note = {個々の癌種別に特徴的な生物学的・病理学的 な特性、バイオマーカー・分子標的を利用した 診断に基づく治療、すなわち「個別化医療 (precision medicine)」の潮流の一つである 「theranostics (therapy と diagnosis を合わ せた造語:「診断と治療の融合」の意)」の概 念が医学分野で広がりつつある。核医学分野で も theranostics 概念が近年浸透しており、分子 標的の仕組み・分子イメージングを用いた PET/SPECT 核種による診断と、核種の付け替えによる治療である核医学治療・標的アイソト ープ治療(Targeted Radioisotope Therapy/ TRT)の新時代を迎えている。TRT では治療用 核種のオプションが増えて、従来のβ核種のみ ならず、殺細胞効果の高いα線核種の利用も可 能となり、治療対象疾患の拡大(稀少疾患から 前立腺癌などの common disease へ)とともに その可能性が大きく広がっている。さらに分子 標的の機序を用いた診断治療適応性の判断に 基づく治療であるため、TRT ではより安全な治 療が可能になるものと考えられる。本稿では、TRT 分野における最新の知見と将来展 望を示す。}, pages = {2--7}, title = {アルファ核医学治療の現状と将来展望}, volume = {22}, year = {2019} }