@misc{oai:repo.qst.go.jp:00076970, author = {田島, 英朗 and 吉田, 英治 and 脇坂, 秀克 and 高橋, 美和子 and 永津, 弘太郎 and 辻, 厚至 and 鎌田, 圭 and パロディ, カティア and 山谷, 泰賀 and Tashima, Hideaki and Yoshida, Eiji and Wakizaka, Hidekatsu and Takahashi, Miwako and Nagatsu, Kotaro and Tsuji, Atsushi and Parodi, Katia and Yamaya, Taiga}, month = {Sep}, note = {我々の提唱するWGI(Whole Gamma Imaging)は、PET(Positron Emission Tomography)の検出器リングの中に散乱検出器リングを挿入し、PETとコンプトンイメージング(コンプトンカメラ)の技術を組み合わせ、PET核種の他に様々なエネルギーのシングルガンマ核種のイメージングを可能にする。本報告では、これまでに開発したWGI試作機を小動物実験用に改造し、小動物によるコンプトンイメージングの実証実験を行った。改造したWGI試作機では、2.8×2.8×7.5 mm3のGSOZ結晶を16×16×4に配列した4層DOI検出器160個を1リング40個で4リング並べた吸収検出器リングの中に、0.9×0.9×6.0 mm3のGAGG結晶を24×24に配列した散乱検出器20個を1リング10個で2リング並べた散乱検出器リングが挿入されている。健常マウスに89Zr-シュウ酸塩(oxalate)を9.8MBq投与し、22時間後にWGI試作機による測定を実施した。89Zrは陽電子と909 keVのシングルガンマ線の両方を放出するため、各モダリティを直接比べることが可能である。感度補正用のデータは中空の円筒ファントムに89Zr水溶液を封入して測定した。散乱検出器リングの体軸方向の長さは約5cmであるため、マウスの上半身と下半身をそれぞれ中心とした2つのベッド位置でそれぞれ1時間ずつ測定を行った。画像再構成はリストモードOSEM(Ordered Subset Expectation Maximization)法によって行った。PETモードでは、散乱検出器リングのみを用いたため、2つのベッド位置での画像を合成したが、コンプトンイメージングモードでは、散乱検出器の幅よりも広い視野があるため、1つのベッド位置のみのデータで画像を再構成した。その結果、各モードで得られた画像の分布はよく類似しており、コンプトンイメージングモードにおいても骨に集積する薬剤の分布を描出することが可能であった。本実証実験により、WGIでシングルガンマ核種のイメージングが可能であることが示された。, 応用物理学会秋季学術講演会}, title = {WGI試作機による小動物コンプトンイメージングの実証実験}, year = {2019} }