@misc{oai:repo.qst.go.jp:00076021, author = {古川, 章 and Furukawa, Akira}, month = {Jun}, note = {分裂中期細胞検出装置(メタフェーズファインダ)はスライドグラス上にある血球の中から染色体が観察できる分裂中期細胞を自動的に探す装置で、生物学的線量推定には欠かせない道具となっている。この装置は顕微鏡、自動焦点装置、自動XYステージ、カメラおよびコンピュータからなり、スライドグラス上の顕微鏡映像を解析し、分裂中期細胞の位置を表示する。我々は、種々のメーカーによって商品化されているこれらの部品を組み合わせて、(特注部品と比べて)低価格な分裂中期細胞検出装置を既に作ったが、入力画像が細胞の集まっている部分の周辺にあるときは誤った結果をしばしばもたらした。我々は、自動検出の精度を向上させるために、深層学習による人工知能による判断を使ってみた。旧システムが”分裂中期細胞”と判定した細胞1709個の画像(そのうちいくつかは正しく判定していない)を、9層の畳み込みニューラルネットワークからなる判定装置に入力し(1000個は訓練用で、残りは検証用)、より正しく判定させることを試みた。その結果、分裂中期細胞は89%、非分裂中期細胞は90%の正解率を得た。, 第58回 日本生体医工学会大会}, title = {分裂中期細胞検出装置への人工知能の応用}, year = {2019} }