@misc{oai:repo.qst.go.jp:00075921, author = {近藤, 洋平 and 坂本, 大地 and 野中, 洋 and 高草木, 洋一 and 山本, 和俊 and C Krishna, Murali and 青木, 伊知男 and 山東, 信介 and Takakusagi, Yoichi and Aoki, Ichio}, month = {May}, note = {β-ガラクトシダーゼ(β-gal)はβ-ガラクトシドの加水分解を触媒する酵素であり、その安定性と早い酵素反応速度からレポータータンパク質として汎用されている。また、ある種のガンとの関連も示唆されていることから、生体内でβ-gal活性を検出することは遺伝子発現の可視化や疾病診断への応用が期待される。これまでに、β-gal活性検出を目的とする多くの分子プローブが開発されてきているが、生体深部を解析するにあたっては光を用いる分子プローブでは、光の透過性が問題となる可能性がある。  生体深部における解析を実現するモダリティとして核磁気共鳴イメージング(MRI: Magnetic Resonance Imaging)がある。MRIは生体透過性に優れるラジオ波を用いるために非侵襲的に生体深部を観測することができる。その感度を向上させることができれば、生体深部における解析に加えて、さらなる高精度解析やリアルタイム解析が可能になると考えられる。そこで化学交換飽和移動(CEST: Chemical Exchange Saturation Transfer)と動的核偏極(DNP: Dynamic Nuclear Polarization)の二つのMRI高感度化技術に着目した。CESTは交換性プロトンの選択的飽和と化学交換に伴うバルク水のシグナル減少を利用する手法である。また、通常の1H MRI装置で測定できる点で簡便かつ有用である。一方で、DNPはラジカルの電子スピンの偏極を核スピンに移すことで数万倍の感度向上を実現することができる高感度化技術である。本発表では、生体内β-gal活性検出を目的として、CESTとDNPのそれぞれの技術を用いて高感度化可能な分子プローブを検討したので報告する。, 第 14 回日本分子イメージング学会総会・学術集会}, title = {生体内 β-ガラクトシダーゼ活性検出に向けた 高感度-核磁気共鳴分子プローブの検討}, year = {2019} }