@misc{oai:repo.qst.go.jp:00075475, author = {渡辺, 嘉人 and Watanabe, Yoshito}, month = {Mar}, note = {福島県の高線量地域においてアカマツの形態変化頻度が高いことが報告されている。自然環境におけるそうした生物学的変化が放射線被ばくに起因するかを検証するには、植物体に対して人為的な放射線照射を実施して、自然環境での観察結果と比較することが有効である。本研究ではガンマ線照射施設を利用して、高線量地域でのアカマツの被ばく状況を再現して放射線照射実験を行う方法を検討した。高汚染地域におけるアカマツの被ばく線量率の推定に基づき、照射施設内にAl板を遮蔽体として設置することで、コントロール~100 µGy/hの線量率範囲内に4段階の照射区を設けた。各照射区では野外の気温・日照を模擬した人工気象下で植物体を栽培した。立木の被ばく状況を想定してアカマツのポット苗を、また種子の被ばく状況を想定して湿らした濾紙上の種子を各照射区内に設置した。現在照射を続けている植物体は、今後の成育試験・細胞遺伝学的研究等に供する予定である。, 第5回福島大学環境放射能研究所成果報告会に出席し発表を行う。}, title = {アカマツの放射線照射実験のための予備的研究}, year = {2019} }