@misc{oai:repo.qst.go.jp:00074782, author = {田端, 千紘 and 松村, 武 and 中尾, 裕則 and 道村, 真司 and 垣花, 将司 and 稲見, 俊哉 and 金子, 耕士 and 辺土, 正人 and 仲間, 隆男 and 大貫, 惇睦 and Inami, Toshiya}, month = {Mar}, note = {EuPtSi は反転中心を持たない空間群 P2 1 3に属したカイラルな結晶構造をとり、T N ~ 4.1 K で 2 価の Eu による磁気秩序を起こす。最近、有限温度・有限磁場でのみ存在する特異な相、いわゆる“A 相”の存在が明らかになり、MnSi 等の磁気スキルミオン相との類似性に大きな注目が集まっている]。さらに、最近の中性子散乱実験によって T N 以下の零磁場の基底状態がヘリカル磁性であることが明らかにされ、 A 相では磁気スキルミオン格子に特徴的な磁場に垂直な面内での六角形の回折パターンが観測された。これにより、EuPtSi における磁気スキルミオン格子形成の期待が高まっている。 本講演では、詳細な磁気構造および、秩序変数の温度・磁場依存性を明らかする目的で共鳴X線回折実験を行った結果について報告する。重要な結果としては、ヘリカル相が single-Q の多ドメイン状態をとっていること、A 相が triple-Q 状態であることが明らかになった。triple-Q 秩序で磁気スキルミオン格子は記述されるため、 single-Q ヘリカル基底状態と合わせて、これらの結果は EuPtSiにおける磁気スキルミオン的な秩序の形成を示唆するものである。, 日本物理学会 第74回年次大会}, title = {共鳴 X 線散乱によるカイラル磁性体 EuPtSi の磁気構造の研究}, year = {2019} }