@article{oai:repo.qst.go.jp:00074673, author = {染谷, 洋二 and 谷口, 正樹 and 松本, 太郎 and 小関, 隆久 and 石井, 康友 and 篠原, 孝司 and Someya, Yoji and Taniguchi, Masaki and Matsumoto, Taro and Ozeki, Takahisa and Ishii, Yasutomo and Shinohara, Koji}, issue = {2}, journal = {プラズマ核融合学会誌}, month = {Feb}, note = {幅広いアプローチ活動だより(77)では、第23回幅広いアプローチ(BA)運営委員会の報告、ITER遠隔実験センターでの遠隔実験実証およびサテライト・トカマク(JT-60SA)計画の進捗に関して報告している。 BA運営委員会では、2018年12月5日にフランス・グルノーブルにおいて開催され、日欧の委員、専門家、事業長および事業チーム員の計30名が参加し、各事業の進展を確認するとともに2019年作業計画が承認された。 ITER遠隔実験センターでの遠隔実験の実証では、青森県の六ヶ所核融合研究所から、約10000キロ離れた欧州のトカマク装置WESTとの遠隔実験を、2018年11月28日に始めて実証した。今回の遠隔実験の成功は、実験炉ITERへの遠隔実験の実現に向けて、大きなステップとなった。来年度には欧州のトカマク装置であるJET装置との試験を予定している。 JT-60SA計画の進展に関しては、超電導コイルを極低温(4K)状態に維持するために設置するサーマルシールドについて報告がされた。当該シールドは80Kのヘリウムガスを循環させ冷却することで、超伝導コイルへの熱侵入が抑えられる。狭い空間に設置されるサーマルシールドは、運転に関連する変位や地震による変位に対応できる空間確保が必要であり、複数の基準点をレーザートラッカーで測定しながら、現場合わせして製作したカプラーを用いて,斜めポートサーマルシールドに対して要求される取付け精度(±10mm)を実現した。これまでに、全ての斜め及び水平ポートのサーマルシールド設置が完了した。 これら、BA活動の主要な出来事を国内コミュニティーに対して情報発信する。}, pages = {117--119}, title = {幅広いアプローチ活動だより(77)}, volume = {95}, year = {2019} }