@article{oai:repo.qst.go.jp:00074636, author = {杣, 龍之介(大阪府大) and 岩瀬, 彰宏(大阪府大) and 齋藤, 勇一 and 松井, 利之(大阪府大) and Saito, Yuuichi}, issue = {3}, journal = {MATERIALS TRANSACTIONS (Mater. Trans.)}, month = {Feb}, note = {温度や圧力で磁性が変化することが知られているFeRh合金について、これまでの研究で、イオンビーム照射でも磁性が変化し、照射量やエネルギー付与量でその変化を制御できることを見出している。本研究では高密度磁気デバイス等への応用の基盤技術として、2MeV-Heイオンビーム照射と熱処理を組み合わせて、試料の深さ方向に多層の磁気層構造を構築することを試みた。照射前の熱処理、イオン照射、照射後の熱処理の条件をこれまでの知見に基づき調整することで、表面から強磁性/常磁性/強磁性/反強磁性を持つ磁気層構造の形成に成功した。また、その磁化の大きさの深さ方向への変化は計算コードSRIMによる弾性的エネルギー付与分布と一致した。我々のグループではマイクロビームを用いて任意の2次元形状の磁性制御にも成功しており、これらから、イオン照射を用いることにより、FeRh上に任意の2次元形状で任意の磁性を有した多層構造を作製できることが示された。}, pages = {476--478}, title = {Directional Magnetic Modification of Iron Rhodium Compound by Ion Irradiation and Annealing}, volume = {60}, year = {2019} }