@misc{oai:repo.qst.go.jp:00073254, author = {高堂, 裕平 and 高堂 裕平}, month = {Jan}, note = {筋強直性ジストロフィー(Myotonic dystrophy type1:DM1)における中枢神経症状はよく知られた症状の一つであるが、その病態機序には不明な点が多く残されている。その原因のひとつに、実際の症状に比し病理所見が軽微であることが挙げられる。DM1における軽微とはいえない中枢神経症状を鑑みると、病理検索では評価が困難な病変の存在が推測される。DM1における中枢神経症状の病態機序の解明には、病理情報を補うことができる脳機能評価手法が必要である。 磁気共鳴スペクトロメトリー(MRS)は、生体において侵襲なく代謝物濃度を測定することで病理情報を推測することのできる、磁気共鳴による脳機能計測手法である。近年、3T以上の高磁場MRIおよびMRS定量解析手法の普及により、臨床の場において着実にその有用性が増している。 本講演では、DM1における中枢神経症状の病態解明を目指したMRSによる研究について既報も含めて概説する。さらに、これまでのMRS研究により見えてくるDM1中枢神経症状の代謝イメージング研究の次の課題についても述べてみたい。, 第2回 筋ジストロフィーのCNS障害研究会}, title = {筋強直性ジストロフィー1型における中枢神経障害のMRSによる検討}, year = {2016} }