@misc{oai:repo.qst.go.jp:00073223, author = {樋口, 真人 and 島田, 斉 and 丸山, 将浩 and 佐原, 成彦 and 篠遠, 仁 and 平野, 成樹 and 小野, 麻衣子 and 張, 明栄 and 須原, 哲也 and Higuchi, Makoto and Shimada, Hitoshi and Maruyama, Masahiro and Sahara, Naruhiko and Shinoto, Hitoshi and Hirano, Shigeki and Ono, Maiko and Ming-Rong, Zhang and Suhara, Tetsuya}, month = {Nov}, note = {タウ病変はアルツハイマー病(AD)をはじめ種々の神経変性型認知症において認められ、神経毒性や症状出現と密接な関わりを有する。最近になり、タウ病変に選択的に結合する新規プローブをポジトロン断層撮影(PET)に用いることで、生体脳におけるタウ病変の画像化が実現し、画像病理相関解析に向けた多施設研究が始まっている。タウが認知症超早期から蓄積しうることや、タウ蓄積の分布が認知症進行の客観的指標となりうることがPETにより判明した。ADのみならず非AD型認知症のタウ病変を可視化するプローブは、認知症の鑑別診断に有用となることも示されている。タウのアイソフォーム構成・変異・翻訳後切断修飾に起因する亜型の違いが、タウ病変の形状、細胞内局在、細胞種局在、脳内局在の違いを生み出すと考えられる。こうした局在の違いが、疾患ごと、あるいは個体ごとの症状の違いに結びつきうる。PETは病変の脳内局在を画像化できるので、現症状の説明や将来出現する症状の予測に有用である。また、現在複数のタウPETプローブがヒトで利用可能だが、プローブごとに結合できるタウ亜型が異なるので、複数のプローブのPET画像を比較することで、いかなる亜型が蓄積しているのかを判別できるかもしれない。従って、タウを標的とする治療、特に抗体や抗凝集剤などタウの特定亜型を標的とする治療の選択において、タウPET画像が重要な情報をもたらしうる。, 第33回日本認知症学会学術集会}, title = {認知症タウ病変のイメージング}, year = {2014} }