@misc{oai:repo.qst.go.jp:00073171, author = {枝尾, 祐希 and 倉田, 理江 and 鈴木, 卓美 and 岩井, 保則 and 磯部, 兼嗣 and 山田, 正行 and 山西, 敏彦 and 林, 巧 and 枝尾 祐希 and 倉田 理江 and 鈴木 卓美 and 岩井 保則 and 磯部 兼嗣 and 山田 正行 and 山西 敏彦 and 林 巧}, month = {Jun}, note = {ITERのトリチウム除去系(DS)には火災等の異常時にも確実なトリチウムの酸化を可能とする触媒塔システムが求められており、量研では本システムの設計検討を行っている。異常時用DSの触媒塔システムは室温触媒塔と200℃の低温触媒塔の2塔構成で考えられている。火災による炭化水素ガスの発生とトリチウムの漏洩が同時に生じた場合、触媒塔内の炭化水素とトリチウムとの副反応によりトリチウム化炭化水素が生成するため、DSでは生成したトリチウム化炭化水素もその量に応じて除去する必要がある。本研究では触媒塔における炭化水素の燃焼及びトリチウム化炭化水素の生成挙動を実験的に評価し、DSの触媒塔設計について検討した。炭化水素の燃焼が、1)80℃付近の温度で燃焼が開始するメタン以外の炭化水素、2)250℃以上から燃焼が開始するメタン、の2つのグループに集約でき、複雑と思われていた多成分系の炭化水素の燃焼挙動を簡略化して評価できる見通しを得た。炭化水素のうちエチレン、プロピレンについては200℃の低温触媒塔で燃焼可能であることがわかった。対して、燃焼するのに400℃程度を要するメタンについては、低温の触媒塔で燃焼できないため、触媒塔内でトリチウムとメタンの反応により生成するトリチウム化メタンの除去が問題となることが示唆された。触媒塔内のトリチウム化メタンの生成速度を評価した結果、生成速度は極めて小さいことが確認できたことから、ワンススルーで処理する異常時用DSにおいてはトリチウム化メタン燃焼用に高温触媒塔を設置する必要はないと結論できる。, 第12回核融合エネルギー連合講演会}, title = {トリチウム除去系触媒酸化塔における炭化水素の燃焼挙動の実験的評価}, year = {2018} }