@misc{oai:repo.qst.go.jp:00073134, author = {櫻井, 庸明 (京都大学) and 香山, 一登 (京都大学) and 堀尾, 明史 (京都大学) and 千葉, 敦也 and 平野, 貴美 and 齋藤, 勇一 and 鳴海, 一雅 and 関, 修平 (京都大学) and 千葉 敦也 and 平野 貴美 and 齋藤 勇一 and 鳴海 一雅}, month = {Dec}, note = {我々は高エネルギーイオンを有機薄膜に照射し、その飛跡に沿った化学反応(架橋/重合反応)を誘起し、イオン照射後に未反応部位を有機溶媒で選択的に除去あるいは加熱真空下で昇華することで、飛跡を反映したナノワイヤを支持基板上に単離する手法を確立してきた。この手法により、種々のクラスターイオン、特にC60イオンと有機材料との相互作用の可視化を目指している。本研究では、C60イオンをC60薄膜に照射した際に得られるナノ構造体を観察した。まず、照射後には照射部位が照射痕として隆起していることがわかり、その数密度は概ねビーム電流から見積もった照射密度と対応していた。その後に加熱真空条件によりC60の昇華処理を行い、得られたナノ構造を走査型電子顕微鏡で観察したところ、ワイヤ状のナノ構造体が形成されていることが明らかになった。この結果は、C60イオンが通過した飛跡上で確実に化学反応が引き起こされ、C60の昇華条件では昇華しないほど分子量が大きくなったことを示す。, QST高崎サイエンスフェスタ2018}, title = {イオンビーム照射によるイオントラック内固相重合の実現とその材料・官能基選択性に関する研究}, year = {2018} }