@misc{oai:repo.qst.go.jp:00073128, author = {宮川, 尚久 and 永井, 裕司 and 南本, 敬史 and 宮川 尚久 and 永井 裕司 and 南本 敬史}, month = {Dec}, note = {顔や物体カテゴリの認知に関わる霊長類の腹側視覚野は、解剖学的には皮質内フィードバック結合に富み、また扁桃体など皮質下の構造からも多くの直接的なフィードバックを受けることが知られている。しかし腹側視覚皮質の機能は、一般的に低次視覚野から高次視覚野へのフィードフォワード型階層的結合モデルで記述され、扁桃体などからの直接的・間接的なフィードバックの役割については軽視されている。 本研究では扁桃体からの入力が腹側視覚経路において、情動を惹起する視覚刺激の神経表現に及ぼす影響を特定することを目的とした。我々は最新の化学遺伝学(DREADDs)による脳活動操作技術(図A, Nagai et al, 2016)と広範囲から神経活動を計測するECoG (図B, Matsuo et al, 2011)を組み合わせ、腹側視覚野の情動惹起視覚刺激(例、脅迫の表情をした顔、ヘビ、クモ)への神経活動が、扁桃体神経活動の操作によって受ける影響を評価した。一頭の動物からの予備的な実験により、顔の表情に関わる情報が、扁桃体神経活動の持続的な上昇により、顔応答領域を含む腹側視覚野領域より読み出しにくくなることが示唆された。, 「顔身体学」第3回領域会議に参加するため}, title = {扁桃体からの入力が腹側視覚野顔応答領域の顔表情表現に及ぼす影響}, year = {2018} }