@misc{oai:repo.qst.go.jp:00073106, author = {尹, 善煕 (京都大学) and 古株, 弘樹 (京都大学) and 中嶋, 薫 (京都大学) and 木村, 健二 (京都大学) and 鳴海, 一雅 and 齋藤, 勇一 and 松田, 誠 (原子力機構) and 左高, 正雄 (原子力機構) and 辻元, 将彦 (京都大学) and 鳴海 一雅 and 齋藤 勇一}, month = {Dec}, note = {高速イオンが固体を通過するとその軌道に沿って細い線状の欠陥(イオントラック)が形成される。近年、固体表面に対してすれすれの角度で高速イオンが入射・通過する際にイオントラックに沿って形成される特異な表面構造とイオントラック近傍の温度上昇との関係が議論されている。本研究では、この議論に解を与えることを目的に、我々が考案した、イオン衝撃の際に表面からナノ粒子が脱離する現象を利用してイオンの通過による局所的な温度上昇を見積もる方法を適用した。窒化ケイ素薄膜に380 MeVのAuイオンをナノ粒子を蒸着した面、反対の面、それぞれから入射した場合の結果を比較すると、イオントラックはイオンの入射面および出射面の表面付近では形成されず、薄膜内部のみに形成されていることがわかり、ナノ粒子が脱離している領域はイオン入射点に始点を持っていることが明らかになった。それに対して、 1080 keV C60 イオンを入射した場合には、ナノ粒子が脱離している様子は確認できたが、イオントラックは観察されなかった。前述した表面付近ではイオントラックが形成されないこと、イオントラックが形成されうる薄膜内部に到達する前にC60イオンがCイオンに分解することが原因として考えられる。, QST高崎サイエンスフェスタ2018}, title = {高速イオンの照射点付近における温度の測定}, year = {2018} }