@misc{oai:repo.qst.go.jp:00073055, author = {柄本, 佳奈 and 平野, 優 and 中澤, 昌美 and 阪本, 龍司 and 玉田, 太郎 and 上田, 光宏 and 平野 優 and 玉田 太郎}, month = {Nov}, note = {シマミミズの粗酵素液中から生デンプン分解能を有するアミラーゼの存在が確認され、単離・精製された2種の生デンプン分解酵素(EF-AmyⅠ, EF-AmyⅡ)は30℃前後、pH 5.0付近において生デンプン分解能が高く、低温下でも活性を維持していることが判明した。この2つの酵素は、89%のアミノ酸配列の相同性を持つにも関わらず、生デンプンに対する基質特異性に差のあることが明らかになっている。さらに、EF-AmyⅠの結晶構造をもとにEF-AmyⅡのモデル構造を作成し比較したところ、EF-AmyⅠにのみ活性部位付近にグリシンリッチループが存在することが示唆された。そこで、EF-AmyⅡも同様にX線結晶構造解析を行い、両酵素の構造の違いが反応特性などの性質にどのような影響を与えるのかを調べた。  EF-AmyⅡの結晶構造を獲得し、EF-AmyⅠの構造と比較した。その結果、EF-AmyⅠではグリシンリッチループが活性部位を狭め、分岐構造を持つ基質を収容しにくくなっている可能性が示された。また、EF-AmyⅠからグリシンリッチループを欠損させた変異体を作製し、野生型EF-AmyⅠおよびEF-AmyⅡと性質を比較すると、基質の分解様式に差があることを確認した。今後、この分解様式の差についてより詳細に調べていく予定である。, 第3回次世代生物研究会}, title = {シマミミズ(Eisenia fetifa)由来二種の生デンプン分解酵素の機能解析}, year = {2018} }