@misc{oai:repo.qst.go.jp:00073049, author = {澤田, 真一 and 安保, 貴和 and 匠, 伸弥 and 安川, 政宏 and 垣花, 百合子 and 比嘉, 充 and 前川, 康成 and 澤田 真一 and 前川 康成}, month = {Nov}, note = {逆電気透析(Reverse Electrodialysis, RED)発電は、発電出力が気象に左右されず安定であること、燃料の海水資源が豊富にあること、環境負荷が低いこと、などの利点をもつため注目されている。REDの発電性能は、カチオン交換膜(Cation Exchange Membrane, CEM)とアニオン交換膜(Anion Exchange Membrane, AEM)の特性に左右される。そこで本研究では、放射線グラフト重合法によってCEMとAEMを作製し、RED発電試験を行った。フッ素樹脂基材膜へのガンマ線照射後、スチレンのグラフトとスルホン化でCEM、クロロメチルスチレン(CMS)のグラフトと四級化でAEMを作製した。作製したCEMとAEMの抵抗は、それぞれ0.27、0.40 Ω cm2であり、現行のCEM(2.7 Ω cm2)とAEM(2.4 Ω cm2)の抵抗よりも遥かに低かった。RED発電試験では、放射線グラフトCEM、AEMを用いたとき、最大出力は0.39 W/m2に達した。これは現行膜を用いた場合の最大出力の1.3倍に相当しており、低抵抗膜の使用による発電出力向上を実証できた。, 第17回放射線プロセスシンポジウム}, title = {放射線グラフト陽・陰イオン交換膜を用いた逆電気透析装置の発電性能}, year = {2018} }